日本株アルファ・カルテット 毎月分配型 202002

今回は国内大型株式投資信託 「日本株アルファ・カルテット」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。

他商品との比較結果は比較シミュレーションをご覧ください。

商品情報

投資戦略

日本株式への投資に加え、「高金利通貨戦略」「株式カバードコール戦略」「通貨カバードコール戦略」を組み合わせることで、インカムゲインとオプションプレミアムの確保を目指します。

  • 銘柄は財務安定性・収益の成長性等の個々の企業のファンダメンタル、バリュエーション等を考慮して選定高金利通貨戦略
    • 為替取引を活用して高金利通貨(取引対象通貨)の買いと円の売りを行うこと
    • 日本株式に対し、株価指数のコールオプションを売却すること
    株式カバードコール戦略通貨カバードコール戦略
    • 取引対象通貨建て資産に対し、円に対する取引対象通貨のコールオプションを売却する

※カバードコールというのはコールオプションの売りを意味し、対象価格の下落時の損失を逓減することが可能になります。(勿論、逆に株価上昇時は、その分収益が逓減します)

投資対象 / コスト

TOPIX銘柄が中心になります。信託報酬1.92%、販売手数料3.85%です。

基準価額 / 純資産

基準価額、純資産は以下のとおり。総じて面白い動きですね。積立投資(ドルコスト平均法)の効果がわかりやすいかと思います。純資産は十分な水準となっていますが、下降傾向なのが若干の懸念点にはなるでしょう。

出典:投資信託説明書(交付目論見書)
https://www.daiwasbi.co.jp/fund/pdf/1856/1856_koufu.pdf

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

投資期間1年の最高収益は125%、最低75%、直近90%程度です。

比較シミュレーションにより同期間(2014年5月以降)他商品と比較すると、直近の下落幅は同程度ですが、最高収益時は他商品を上回っています。

ただし、最低収益時の下落幅も最も大きく、収益性のバラツキが多い商品と言えるでしょう。投資期間が長くなるにつれ、バラツキが抑制される商品もあるため、以降詳しく見ていきます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

投資期間3年の最高収益は130%、最低80%、直近82%。

比較シミュレーションでは、残念ながら他商品をかなりの確率で下回っています。最高収益時は上位ですが、1位に大きく離され、かつその後はほぼ最下位で推移しています。

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

投資期間5年は、投資期間が短いため参考までに。ほぼ元本割れとなっています。

比較シミュレーションを見ると、やはり最下位ですね。残念ながら、過去の積立実績からは、投資する理由は見つかりません。(勿論、定性面での期待から投資することを否定しているわけではありません)

10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

2014年開始なので、運用実績はありません。

今回は国内大型株式投資信託 「日本株アルファ・カルテット」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。

他商品との比較結果は比較シミュレーションをご覧ください。