アメリカンドリームファンド

今回は米国株式の人気投資信託、「アメリカンドリームファンド」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較結果については比較シミュレーション「米国投信23商品」をご覧ください。

商品情報

投資戦略

ファンドの特徴は以下のとおり。

  1. 米国小型成長株式へ投資
    • 米国以外の企業が発行する株式に投資する場合もある
    • 原則為替ヘッジは行わない
  2. 米国小型成長株マザーファンドを通じて投資
  3. RSインベストメンツが実質的な運用を行う
    • ビクトリーキャピタルマネジメントインク傘下の運用グループ
    • 米国を中心とする中小小型成長株分野で強み

目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/260560/260560_20210107.pdf

投資対象 / コスト

投資対象

情報技術・ヘルスケアで半分以上を占めており、業種の偏りは比較的大きいファンドと言えます。

目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/260560/260560_20210107.pdf

コスト
  • 信託報酬:2.585%
  • 販売手数料:3.85%

基準価額 / 純資産

2020年12末時点での純資産は50億円程度。純資産の水準は十分(基準:30-50億)

目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/260560/260560_20210107.pdf

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

最高値

2012年中旬に投資開始で、126%。他商品の同時期を見ると、100-130%弱で分布しており、相対的には上位。ただし、2008年10月〜2009年上旬に投資開始した場合の値は、120%以下となっており、他商品から劣後しています。

最低値

2007年12月に投資開始で、62%程度。他商品は50-72%で分布しているため、中位程度となっています。ただし、2019年5月コロナによる下落を見ると、83%程度となっており、他商品に比べ下落幅が大きくなっています。

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3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

最高値

2011年上旬に投資開始で、160%程度。他商品の最大値も160%(AB・米国成長株投信)となっており、相対的に非常に高い元本回収率と言えます。ただし、2012年中旬の値は145%であり、中位程度(他商品は最大170%程度)

最低値

元本割れ確率は低くなり、2013年中旬に投資開始で、86%程度。他商品は90-110%で分布しており、下落幅は相対的に大きくなっています。コロナによる下落(2017年中旬投資開始)の影響も、元本回収率は90%で相対的に下位。

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5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

最高値

2009年上旬に投資開始で、190%程度。他商品は135-185%で分布しており、最上位となっています。長期にわたって高い元本回収率ではありますが、投資期間3年までと同様、2019年中旬に投資を開始した場合の元本回収率は186%程度であり、AB・米国成長株投信や、米国NASDAQオープンのヘッジなしコースよりは若干低い値となっています。

最低値

2015年5月に投資開始で、100%。元本割れはほぼなくなっています。ただし、他商品は110%以上であり、相対的には下落幅大。

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10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

最高値

2008年下旬に投資開始で、215%程度。投資期間5年までは最上位となっていましたが、中位程度となっています。他商品の2007年中旬以降を見ると、常に200%を上回っているファンドが多く、投資期間10年での結果は相対的に下位。中小型株のため、長期投資では資産価格の下落リスクが高いと言えるでしょう。

最低値

2010年5月に投資開始で、140%程度。コロナの影響も最も大きく、最下位となっています。

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(参考)現在まで投資した場合の収益率推移

結果サマリー

投資期間5年までは、特に最高値は高く、リターンの期待値は高いファンドと言えます。ただし、投資期間10年では相対的に下位であるため、長期投資を前提とする場合は留意が必要。

以上、「アメリカンドリームファンド」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。比較結果については、 比較シミュレーション「米国投信23商品」 をご覧ください。