アジア製造業ファンド 202007

今回は新興国株式の投資信託、「アジア製造業ファンド(3ヵ月決算型)」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。

他商品との比較は比較シミュレーション(新興国厳選)をご覧ください。

商品情報

投資戦略

アジア製造業ファンドは、日本除くアジア諸国・地域の上場株式の中で製造業に関連した成長の期待できる銘柄を中心に投資します。

主な特徴は以下のとおり。

  • アジア諸国・地域(日本を除く)の製造業に関連した銘柄に投資
  • 成長性から見て株価が割安な銘柄に着目
  • 為替ヘッジは行わない
  • 年4回決算と1年決算型が存在
  • ベアリング・アセット・マネジメント(アジア)・リミテッド(香港法人)に運用指図
目論見書:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/scr/common/display.asp

投資対象 / コスト

信託報酬は年率1.76%、販売手数料は3.3%です。

業種については、半導体関連が21%と最も多く、テクノロジーハードウェアおよび機器、食品飲料たばこ、資本財、メディア・娯楽、素材と続きます。

目論見書:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/scr/common/display.asp

基準価額 / 純資産

基準価額、純資産は下図。

目論見書(3カ月決算):https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/scr/common/display.asp

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

投資期間1年の収益は以下のとおり。3カ月決算と1年決算両方の収益を掲載しますが、商品組成時期が異なるため、3カ月決算の情報量は少なくなっている点に留意が必要です。

最高収益は、3カ月決算型は、2008年後半に投資を開始した場合で、130%。同時期の1年決算型も、ほぼ同じで130%となっています。

最低収益はリーマンショック期に売却した場合で、こちらも共に50%。

他商品との比較では、投資期間1年では大きく違いは見られません。

[3カ月決算]
[1年決算]

3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

投資期間3年を見ていきます。3カ月決算の最高収益は2012年中旬で、140%、同時期の1年決算型も同様です。

1年決算型の最高収益は、2004年下旬に投資を開始した場合で、230%と非常に高くなっています。これは他商品との比較でも、最上位の値となっており、収益性は非常に高い商品と言えるでしょう。

[3カ月決算]
[1年決算]

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

投資期間5年では、3カ月決算・1年決算それぞれの最高収益は150%強、300%程度となっています。

300%は、投資期間3年に比べ更に拡大しており、他商品との比較でも変わらず最上位となっています。一方、最低収益は他商品と同等、若しくは若干程度高く60%強となっています。

[3カ月決算]
[1年決算]
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 14.png

10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

投資期間10年では、3カ月型・1年型それぞれで190%、500%となっています。

他商品との比較を見ても500%は圧倒的ですね。全期間で最上位(つまりいつ投資を開始しても最上位)とはいきませんが、全期間を通して上位に配置しているので、非常に良い商品と言えるでしょう。

また、3カ月決算も1年決算と同程度の収益となっているので、投資期間は短いですが、ほぼ同様の情報量として捉えても問題ないかと思います。(個人的には1年決算型をおすすめしますが)

[3カ月決算]
[1年決算]
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 15.png

今回は新興国株式の投資信託、「アジア製造業ファンド」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。

他商品との比較は比較シミュレーション(新興国厳選)をご覧ください。