アジア・オセアニア好配当成長株(毎月) 202002

今回は外国株式の人気投資信託、「 アジア・オセアニア好配当成長株(毎月) 」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。アジア・オセアニア地域への投資を考える際には一番注目される商品でしょうか。他商品との比較結果についてはサマリーページをご覧ください。

商品情報

投資戦略

アジア・オセアニア地域の中で、中長期的な成長が期待される、すなわち収益性・成長性等から株価上昇が期待できる銘柄に投資しながら、高水準の配当収入についても獲得を目指すとのこと。特徴は以下のとおり。

  • 日本を除くアジア・オセアニア地域の株式に投資
  • 好配当の銘柄を中心に投資
  • イーストスプリング・アジア・オセアニア好配当株式ファンド(適格機関投資家専用)の組入比率は、高位を保つ

投資対象 / コスト

産業に偏りはなく、以下のようになっています。信託報酬は1.76%、販売手数料3.3%となります。 

出典:投資信託説明書(交付目論見書)
http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/prospectus/2005102701_P1_20200108.pdf

基準価額 / 純資産

基準価額、純資産は下図。純資産の水準は十分ですが、下降傾向なのが懸念事項でしょうか。

出典:投資信託説明書(交付目論見書)
http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/prospectus/2005102701_P1_20200108.pdf

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率推移

投資期間半年では、最高収益110%、最低収益70%、直近収益95%程度となっています。

他商品との比較では、投資期間半年ではあまり差が見られません。

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

投資期間1年では、最高収益125%、最低収益60%、直近収益95%程度となっています。

他商品との比較では、収益は下位で推移しています。

3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

投資期間3年では、最高収益130%程度で、他商品と比べてもあまり高い値とは言えません。

その後も、元本割れ確率はある程度高く、他商品と比べて非常に低い収益となっています。

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

投資期間5年では、最高収益150%程度。こちらも、投資期間3年と同様、他商品に比べ低い値となっています。

その後は元本割れ確率は投資期間3年に比べると低くなりますが、低収益の傾向に変わりはなく、いつ投資を開始したとしても他商品を下回っています。

10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

投資期間10年では最高収益150%程度。元本割れはなく、高い収益に見えますが、他商品と比較すると、あまり高いとは言えませんね。

以上、投資信託「アジア・オセアニア好配当成長株(毎月)」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。詳しくは比較結果(サマリーページ)を見ないと比較できませんが、予想よりはローリターンの結果となりました。

しかし、分散投資の観点でも 国の分散は重要となってきますので、 アジア・オセアニア好配当成長株(毎月) についても、引き続き追跡していきたいと思います。