DCIグロース 年金積立インターナショナル・グロース 202007

今回は世界分散の人気投資信託、「DCIグロース 年金積立インターナショナル・グロース」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較結果については比較シミュレーション「日本除く世界分散」をご覧ください。

商品情報

投資戦略

ファンドの特徴は以下のとおり。

  1. ベストバランス・海外株式マザーファンドを主要投資対象
    • 世界各国の上場株式・店頭登録株式に厳選投資
    • グローバルな視点で企業調査・比較を行い、大型成長企業に投資
  2. MSCI-KOKUSAIインデックス(円ヘッジなし・円ベース)の動きを上回る投資成果を目指す

目論見書:https://www.nikkoam.com/api/reports/prospectus/?fundcode=958417

投資対象 / コスト

投資対象

目論見書:https://www.nikkoam.com/api/reports/prospectus/?fundcode=958417

コスト

アクティブファンドのため信託報酬は高めですが、販売手数料は0。

  • 信託報酬:1.98%
  • 販売手数料:0%

基準価額 / 純資産

基準価額・純資産は下図のとおり。純資産は増加傾向で、2021年6月28日時点では46.74億円。

目論見書:https://www.nikkoam.com/api/reports/prospectus/?fundcode=958417

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

最高値は2012年中旬に投資開始で138%。他商品は108%-138%で分布しており、最上位。投資期間1年では商品間の差は小さいですが、全期間を通して他商品を上回る確率は高いと言えます。ただし、最低値(2007年下旬投資開始:58%)は他商品より小さく、下落幅も大きいことがわかります。

他商品①
他商品

3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

最高値は2011年上旬に投資開始で172%。他商品は150-160%で分布しており、最上位。投資期間1年までと同様、全期間を通して、他商品を一定程度の確率で上回っています。また、最低値(2006年上旬に投資開始)は50%程度であり、下落幅の差は小さくなってきています。

他商品①
他商品②

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

最高値は2010年中旬に投資開始で195%。他商品は170〜で、投資期間5年でも最上位。差は拡大しています。気になる最低値は2004年中旬に投資開始で50%と、下落幅は相対的に大。2008年以降の投資開始期間では常に他商品を上回っているのは非常に優良と言えますが、2004~2005年に投資開始では最下位であり、ハイリスクである点には留意が必要。

他商品①
他商品②
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10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

最高値は2008年下旬に投資開始で230%。投資期間5年までと同様の傾向で、2005年以降に投資開始で常に他商品を上回っています。2007年以降の差は顕著で、最大で30%程上回っており、アクティブファンドとしては非常に優良と言えるでしょう。

他商品①
他商品②

結果サマリー

投資期間5年・10年の元本回収率は、他商品を高い確率で上回っており、非常に優良。ただし、リーマンショック期の下落幅は他商品より若干大きく、ハイリスクである点には留意が必要。

今回は「DCIグロース 年金積立インターナショナル・グロース」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較結果については比較シミュレーション「日本除く世界分散」をご覧ください。