DIAM新興市場日本株ファンド 202007
今回は国内小型株の投資信託、「DIAM 新興市場日本株ファンド」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較は比較シミュレーション(国内小型株式)をご覧ください。
商品情報
投資戦略
ファンドの特徴は以下のとおり。
- 新興市場に上場された株式を中心に投資
- 企業の成長力、競争力、経営力、株価等の観点から銘柄を選択
- 年1回決算、キャピタルゲインを中心に分配

投資対象 / コスト
信託報酬は年率1.672%、販売手数料は3.3%です。
情報通信60%、電気気13%、医薬品7%、保険5%、電気ガス4%。
上位銘柄は以下のとおり。

基準価額 / 純資産
基準価額、純資産は下図。

分析結果
では本題、成績を見ていきましょう。
図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」ではありません。
ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味
リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)
3ヶ月収益 :3ヶ月のみ投資した場合の収益率の推移
6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率推移
1年収益 :1年投資した場合の収益率推移
3年収益 :3年投資した場合の収益率推移
最高収益230%、最低収益90%、直近130%程度となっています。
比較シミュレーション(国内小型株式)と比較すると、収益性の高さが目立ちます。対して下落幅は他商品と同等程度のため、非常に優良商品と言えるでしょう。5年以降は、その傾向がより顕著になります。


5年収益 :5年投資した場合の収益率推移
最高収益300%、最低収益110%、直近160%。
他商品との比較では、収益性の高さが顕著で、ほとんどの期間で他商品のグラフを上方シフトした形となっており、(ほとんどの期間で)いつ投資を開始したとしても、他商品を上回っていることがわかります。


10年収益 :10年投資した場合の収益率推移
最高収益660%、最低収益300%、直近450%弱。
他商品との差は更に拡大し、比較対象の他全商品に比べ2倍近くの収益率で最上位となっています。最高収益660%は他資産と比べても圧倒的です。


今回は内小型株の投資信託、「DIAM 新興市場日本株ファンド」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較は比較シミュレーション(国内小型株式)をご覧ください。