DIAM 世界リートインデックスファンド(毎月分配型)
今回はREITの人気投資信託、「DIAM 世界リートインデックスファンド(毎月分配型) 」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。
商品情報
基本情報
- 委託会社:アセットマネジメントOne株式会社
- 受託会社:みずほ信託銀行
- 投資対象:不動産投信
- 決算頻度:年12回
- 投資対象地域:グローバル(日本含む)
投資戦略
- REITに分散投資
- オフィスビル、商業施設、マンション、倉庫等の不動産を取得
- トップダウンアプローチを用い、相場環境等に応じてJ-REITの組入比率を変化させる
- 日本含む世界各国に分散投資
- 毎月分配
投資対象 / コスト
投資対象

コスト
- 信託報酬:0.935%
- 販売手数料:2.75%
基準価額 / 純資産
基準価額、純資産は下図。
分析結果
では本題、成績を見ていきましょう。
図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。
ある月(横軸)からx年間(3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味
リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)
3年収益 :3年投資した場合の収益率推移
最高値は2012年中旬に投資開始で158%。他商品は130-162%で分布しており、相対的には上位。最低値は2006年7月投資開始で55%。相対的には下位。コロナ期の2017年中旬に投資した場合でも、80%と下落幅は大きくなっています。
DIAM 世界リートインデックスファンド(毎月分配型)

商品群①

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移
最高値は2010年1月に投資開始で190%。他商品は145-195%であり、相対的には上位。最低値は2015年中旬に投資開始で80%と、最下位。投資期間3年と同様の傾向で、元本回収率の変動は非常に大きくなっています。
DIAM 世界リートインデックスファンド(毎月分配型)

商品群①

10年収益 :10年投資した場合の収益率推移
最高値は180%、最低値は114%。投資期間5年と異なり、相対的には中位程度。一方最低値は下位で、残念ながら投資期間10年では良い結果とは言えず。
DIAM 世界リートインデックスファンド(毎月分配型)

商品群①

(参考)現在まで投資した場合の収益率推移

結果サマリー
投資期間5年までは最高値は高い一方、下落幅は大きく、ハイリスクハイリターン。投資期間10年では相対的に元本回収率は低く、下落幅も大。
今回はREIT株式の人気投資信託、「DIAM 世界リートインデックスファンド(毎月分配型) 」 のチャート・シミュレーション結果を見ていきました。 他商品との比較結果については比較シミュレーションをご覧ください。