グローバルベストファンド 202007
今回は世界分散型の投資信託、「グローバルベストファンド」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較は比較シミュレーション(世界分散)をご覧ください。
商品情報
投資戦略
ファンドの特徴
- グローバルベストマザーファンドを通して世界の株式に投資し、ワールドワイドに投資機会を追求
- ファンダメンタルを重視した母トムアップアプローチにより厳選投資
- 為替ヘッジをおこな合わない
- 運用指図にかかる権限をティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インクへ委託
運用プロセス
以下、4段階でスクリーニング
- 持続的成長が可能な魅力的な業界を決定
- 優位性のあるビジネスモデル
- 経営陣
- バリュエーション

目論見書:https://www.daiwasbi.co.jp/fund/pdf/0851/0851_koufu.pdf
投資対象 / コスト
投資対象
業種・企業に大きな偏りはありません。

目論見書:https://www.daiwasbi.co.jp/fund/pdf/0851/0851_koufu.pdf
コスト
- 販売手数料:3.3%
- 信託報酬:1.914%
基準価額 / 純資産
基準価額、純資産は下図。

目論見書:https://www.daiwasbi.co.jp/fund/pdf/0851/0851_koufu.pdf
分析結果
では本題、成績を見ていきましょう。
図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。
ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味
リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)
1年収益 :1年投資した場合の収益率推移
最高値
2012年中旬に投資開始で128%。他商品との比較では、健次には若干劣後。ただ、2008年下旬は120%弱であり、最上位。近年を見ると、2016年上旬〜2017年上旬は110%前後で推移しているが、こちらは他商品と中位〜上位。
最低値
コロナによる下落、2019年5月投資開始では他商品と同等程度(89%)。


3年収益 :3年投資した場合の収益率推移
最高値
2012年中旬に投資開始で160%。投資期間1年までと同様、ピクテグローバルインカムよりは上位だが、健次には劣後。ただし、2014年以降は多くで110%以上となっており、2015年下旬は130%。他商品を大きく上回っています。直近126%も相対的に高い値(未来の世界と同等程度)
最低値
コロナによる下落は95%で、中位程度。


5年収益 :5年投資した場合の収益率推移
最高値
2012年中旬に投資開始で160%。投資期間1年までと同様、ピクテグローバルインカムよりは上位だが、健次には劣後。ただし、2014年以降は多くで110%以上となっており、2015年下旬は130%。他商品を大きく上回っています。直近126%も相対的に高い値(未来の世界と同等程度)
最低値
2006年11月に投資開始で70%。他商品と比べて若干程度下落幅は大。ただし、コロナ期(2015年5月投資開始)は110%で、相対的には非常に高い値。


10年収益 :10年投資した場合の収益率推移
最高値
2008年下旬に投資開始で220%。他商品を見ると、同時期では健次と同程度。2006年10月以降の全期間を見ると、146%から始まり、220%まで上昇、それ以降は170~220%で推移。健次は全期間で175%以上となっており、投資期間10年では非常に安定した高元本回収率ですが、投資開始月によっては健次を上回っています(2010年9月投資開始)。
最低値
2006年10月~12月に投資開始で146%程度。健次には大きく劣後。コロナの影響(2010年5月投資開始)は170%程度で、こちらは健次と同程度。


今回は世界分散型の投資信託、「グローバルベストファンド」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較は比較シミュレーション(世界分散)をご覧ください。