今回は世界分散株式 (日本除く) 投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見ていきます。具体的には2020年7月時点で純資産が1-10位の商品を対象とします。

期間は6ヶ月投資、1年投資、3年投資、5年投資、10年投資の5パターンで行います。結論としては、各商品の特徴が明確に現れる結果となりました。 

比較方法

個別商品の分析と同様、ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を比較していきます。※販売手数料・信託報酬も加味

個別商品だと棒グラフで示していましたが、10商品全て含めると視覚的に見えないため、折れ線グラフで比較していきます

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

分析対象

以下の商品を分析していきます。個別詳細はリンクをご確認ください。

1ニッセイ 外国株式インデックスファンド
2eMAXIS Slim先進国株式インデックス
3MSグローバル・プレミアム株式(H無)
4SMT グローバル株式インデックス
5MSグローバル・プレミアム株式(H有) 
6ひふみワールド+
7たわらノーロード先進国株式
8朝日Nvest グローバルバリュー株オープン 『愛称 : Avest-E』
9eMAXIS 先進国株式インデックス
10米国株式シグナルチェンジ戦略ファンド(H無) 『愛称 : クォーターバック』

比較結果

早速比較結果を見ていきます。

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率の推移

朝日Nvest グローバルバリュー株オープン 『愛称 : Avest-E』 と SMT グローバル株式インデックスの変動が非常に大きいことがわかります。ただし、投資期間6ヶ月では商品特性を述べるには短すぎるため、1年以降詳しく見ていきます。

1年収益 :1年投資した場合の収益率の推移

1年ではより違いが明確化してきます。例えばMSグローバルプレミアム株式(H有)は、投資開始時期による収益のバラツキが他商品に比べ小さいことがわかります。(ただし、元本割れもあるため、安定的な収益とは言えません)

それ以外の商品では、 eMAXIS 先進国株式インデックスの成績がほぼ全期間を通じて他商品を上回っています。最高収益で比較すると、SMT グローバル株式インデックス、 MSグローバルプレミアム株式(H無)、朝日Nvest グローバルバリュー株オープン 『愛称 : Avest-E』の3商品が近い成績ですが、 朝日Nvest グローバルバリュー株オープン 『愛称 : Avest-E』 については下落の大きさが目立ちます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率の推移

3年でも同様の傾向となります。 eMAXIS 先進国株式インデックス 、 SMT グローバル株式インデックスの収益性が非常に高く、かつ下落幅もある程度抑制されています。また、近年はMSグローバルプレミアム株式(H無) の成績もある程度高くなっています。

5年収益 :5年投資した場合の収益率の推移

投資期間5年においても、eMAXIS 先進国株式インデックスがほぼ全期間で1位となっています。

また、MSグローバルプレミアム株式(H有)については、高い収益率は見込めませんが、元本割れはなく安定して収益を出しているため、リスク回避度が非常に高い方にとっては検討余地はあるかと思います。(その場合そもそもグローバル株式を買わなくても良いという考えもありますが)

10年収益 :10年投資した場合の収益率の推移

投資期間10年では、対象期間となっている商品が少ないため参考まで。最高収益は200%程度となっています。

以上、 世界分散株式 (日本除く) 投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見てきました。個人的には、 eMAXIS Slim先進国株式インデックスに期待していきたいと思います。

引き続き、商品を追加していくと共に、他の資産クラスについても比較していきたいと思います。