投資信託比較シミュレーション【米国株式 純資産1-10位】 / 2020年3月

今回は外国株式投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見ていきます。一旦8商品の分析を行いますが、分析次第随時更新していきます。

期間は6ヶ月投資、1年投資、3年投資、5年投資、10年投資の5パターンで行います。結論としては、「3年投資」以上では収益性が明確に分かれる結果となりました。 

比較方法

個別商品の分析と同様、ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を比較していきます。※販売手数料・信託報酬も加味

個別商品だと棒グラフで示していましたが、10商品全て含めると視覚的に見えないため、折れ線グラフで比較していきます

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

分析対象

以下の商品を分析していきます。個別詳細はリンクをご確認ください。

ニッセイ 外国株式インデックスファンド
ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)
G・ハイクオリティ成長株式F(H無) 『愛称 : 未来の世界』
netWIN GSテクノロジー株式ファンド B(H無)
グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2) 
グローバルAIファンド
米国NASDAQオープンBコース
アジア・オセアニア好配当成長株(毎月)

比較結果

早速比較結果を見ていきます。

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率の推移

6ヶ月の投資期間だと収益性はほぼかなり近く、特段大きな特徴は見られません。

1年収益 :1年投資した場合の収益率の推移

1年でもそこまで、ですね。特段大きく乖離する商品もなく、順位もバラバラです。強いて言うならば、「ピクテ・グローバル・インカム株式」と「アジア・オセアニア高配当株式」の順位は、低位に位置する確率が高くなっています。

3年収益 :3年投資した場合の収益率の推移

やっと来ました、3年だと明確に順位が分かれてきます。

netWIN GSテクノロジー株式ファンド、ニッセイ外国株式インデックスファンドが長期にわたり1~2位を獲得しています。(念のため補足しますが、グラフが常に上位にある場合、単純に価格が高く推移したという意味ではありません。いつ投資を開始したとしても、上位の商品は下位の商品を上回ったということです。)

投資期間は短いですが、グローバル・ロボティクス株式ファンドが中位。残念ながら、 1年投資で低位の傾向が見られた「ピクテ・グローバル・インカム株式」と「アジア・オセアニア高配当株式」については、より他商品との乖離度(低位)が高くなっています。

5年収益 :5年投資した場合の収益率の推移

5年までくると、順位の上下はほぼなしです。収益性からみる「商品性」がくっきりと見えてきます。

順位は3年投資と同じで、 netWIN GSテクノロジー株式ファンド、ニッセイ外国株式インデックスファンドが1-2位、3位がグローバル・ロボティクス株式ファンドとなります。

ピクテ・グローバル・インカム株式 が巻き返しているので、今後の投資に期待したいですね。

10年収益 :10年投資した場合の収益率の推移

10年となると、投資期間の関係で比較できる商品が限定されてしまいますが、1-2位の2商品のデータが豊富にあるのはありがたいですね。

netWIN GSテクノロジー株式ファンド、ニッセイ外国株式インデックスファンド を比較すると、後者の方が若干収益性のブレ(ボラティリティ)が大きいと言えるでしょうか。

収益率に関しては、最高で200%なので、月5万円だとすると、元本600万が1,200万になる程度ですね。国内株式と比較して頂くと良いかと思いますが、一般的なイメージと違い、国内株式はハイリターンの銘柄が(規模の観点からも種類が多いため)多くなっています。

カントリーバイアス(自国の商品を買いがちであること)で購入するのはあまり好ましくないですが、こういった商品性の分析を行った上で、ハイリターンを求め国内株式に投資をするというのは1つの選択肢かとは思います。(ちなみに私は国による分散を行っています。)

以上、外国株式投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見てきました。順位がはっきり出たので、比較的わかりやすい結果となりました。

※勿論あくまで過去実績から見る商品性ですので、下位に沈んだ商品であっても、定性面から今後の期待を込めて購入するといった投資行動は全く否定しません。

引き続き、商品を追加していくと共に、他の資産クラスについても比較していきたいと思います。