いちよし公開ベンチャーファンド

今回は国内中小型株式の人気投資信託、「いちよし公開ベンチャーファンドのチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較結果についてはサマリーページをご覧ください。

商品情報

投資戦略

ファンドの特徴
  1. 日本の中小型株のうち、以下を中心に投資
    • 成長性が高く、株価水準が割安である銘柄
  2. 公開ベンチャーを中心に投資
    • ファンダメンタルズが良好で高い成長力を有し、近い将来飛躍期を迎える可能性が高い
    • 次のステージでのビジネスモデル・プランが明確であると判断される企業
  3. 中小型株に特化したいちよしアセットマネジメントの運用アドバイスを受ける
  4. 年1回決算
  5. ボトムアップアプローチによる銘柄選定

目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/149017/149017_20210227.pdf

銘柄選定

いちよしアセットは、以下のリサーチ力を使い、運用アドバイスを行う

  • いちよし経済研究所:新興成長企業の調査研究に専念
  • いちよし証券:中小型成長株に強み

プロセスは以下のとおり

  1. いちよし経済研究所がフォローする銘柄を中心にいちよしアセットが投資ユニバースを決定
  2. ファンドマネージャーおよびいちよし経済研究所のアナリストによるリサーチ
  3. 三菱UFJ国際投信が銘柄選定

目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/149017/149017_20210227.pdf

投資対象 / コスト

投資対象

目目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/149017/149017_20210227.pdf

コスト
  • 信託報酬:1.870%
  • 販売手数料:3.3%

基準価額 / 純資産

目論見書:https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/149017/149017_20210227.pdf

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

最高値

2003年中旬、2012年中旬に投資開始で、151%程度。他商品を見ると、一部日本新興株オープンのように突出している商品も見られますが、両期間で150%を達成しており、相対的には非常に高い値と言えます。

最低

2007年下旬に投資開始で、60%程度。他商品は60-80%程度で分布しており、下位程度。日本新興株オープンも同様に60%であり、投資期間1年では比較的元本回収率の変動は大きい商品だと言えます。

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3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

最高値

2001年7月に投資開始で、174%。その他、2002年下旬・2010年中旬〜2012年上旬・2015年上旬に投資を開始した場合も170%前後となっています。ただし、流石は小型株で、それでも他商品と比較すると中位程度となっています。日本新興株オープンに加え、DIAM新興市場日本株ファンドが200%超え。

最低

2005年下旬に投資を開始した場合で、50%弱と中位程度。

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5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

最高値

2013年上旬に投資開始で、210%程度。次点が2010年中旬で200%弱。その他商品を見ると、投資期間3年から商品間の差は更に拡大しており、前者の期間では160-240%で分布しており、相対的には上位。2010年中旬を見ると、上位3商品を除けば相対的に高い値となっています。

最低

リーマン期は商品間の差があまりないため、コロナ下落を見てみましょう。2015年5月に投資開始で、90%程度。こちらも他商品と同等程度。

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10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

最高値

2008年上旬に投資開始で、375%程度。突出しているDIAM新興市場日本株ファンドを除けば、上位となっています。

最低

コロナの影響を見ると、2010年5月に投資開始で、180%程度。他商品は180-250%で分布しており、残念ながら下位。

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(参考)現在まで投資した場合の収益率推移

結果サマリー

最上位とは言えませんが、相対的には良い結果。(特に投資期間1年・10年)

今回は国内中小型の投資信託、「いちよし公開ベンチャーファンド」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較は比較シミュレーションをご覧ください。