投資信託比較シミュレーション【インド株式 純資産1-10位】 / 2020年5月

今回はインド株式投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見ていきます。具体的には2020年5月時点で純資産が1-10位の商品を対象とします。11位以降は分析次第随時更新していきます。

期間は6ヶ月投資、1年投資、3年投資、5年投資、10年投資の5パターンで行います。結論としては、5年以降で各商品の特徴が明確に現れる結果となりました。 

比較方法

個別商品の分析と同様、ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を比較していきます。※販売手数料・信託報酬も加味

個別商品だと棒グラフで示していましたが、10商品全て含めると視覚的に見えないため、折れ線グラフで比較していきます

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

分析対象

以下の商品を分析していきます。個別詳細はリンクをご確認ください。(随時更新)

イーストスプリング・インド株式オープン
HSBC インドオープン
野村 インド株投資
(ノムラ・アジア)ノムラ・印度・フォーカス
高成長インド・中型株式ファンド
新光 ピュア・インド株式ファンド 
新生・UTIインドファンド
高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型)
ダイワ/ミレーアセット・インド株式F インドの匠
アムンディ・りそなインド・ファンド 『愛称 : マハラジャ』

比較結果

早速比較結果を見ていきます。

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率の推移

6ヶ月の投資期間だと収益性はかなり近く、特段大きな特徴は見られません。

1年収益 :1年投資した場合の収益率の推移

HSBCが一時期(リーマンショック期)突出していますが、 1年でも違いはあまり見られませんね。 3年以降を見ていきます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率の推移

3年だと違いは大きく出てきますが、比較的拮抗しており、期間によって順位が上下していますね。

強いて挙げるのであれば、安定して上位に位置しており、下落時も中位を保っている 新生・UTIファンド(濃紺)が上位商品と言えるでしょうか。

残念ながら、HSBCインドオープンは脱落ですね。1年収益だと高い値を出していましたが、ほぼ全期間で最下位に位置しています。

5年収益 :5年投資した場合の収益率の推移

投資期間5年だと、(近年は拮抗していますが)3年よりは順位が明確化しますね。

新生・UTIファンド(濃紺) は素晴らしいですね、ほぼ全期間で1位となっています。(つまり、いつ投資を開始したとしても、5年投資すれば1番儲かったという意味です)

時期によって新生・UTIファンド(濃紺) を上回っているのは、高成長インド・中型株式ファンド、(ノムラ・アジア)ノムラ・印度フォーカスの2商品。ボラティリティが若干高いですが、こちらもハイリスク・ハイリターン戦略でいくなら魅力的と言えるでしょう。

(その他商品の、野村・インド株投資、アムンディりそなインドファンド「マハラジャ」あたりは、常に上記商品を下回っています。)

10年収益 :10年投資した場合の収益率の推移

10年の結果は非常に面白いですね、順位が明確に分かれています。

上から、新生・UTIインドファンドがいつ投資を開始しても1位、次点はアムンディ・りそなインドファンドとなっています。

残念ながら、イーストS・インド株式オープンは全期間を通して最下位ですね。

以上、インド株式投資信託純資産1-10位のチャート・シミュレーション結果を見てきました。各商品値動きの特長があり、比較的面白い結果でしたね。

個人的には、 新生・UTIファンド(濃紺)、高成長インド・中型株式ファンド、(ノムラ・アジア)ノムラ・印度フォーカスの3商品に今後も期待していきたいと思っています。(うち1商品は保有)

※勿論あくまで過去実績から見る商品性ですので、下位に沈んだ商品であっても、定性面から今後の期待を込めて購入するといった投資行動は全く否定しません。

引き続き、商品を追加していくと共に、他の資産クラスについても比較していきたいと思います。