インベスコ MSCIコクサイインデックス 202007

今回は世界分散の人気投資信託、「インベスコ MSCIコクサイインデックス」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較結果については比較シミュレーション「日本除く世界分散」をご覧ください。

商品情報

投資戦略

ファンドの特徴
  1. マザーファンド受益証券への投資を通じて日本を除く世界各国の株式へ投資
  2. MSCIコクサイインデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す
  3. 原則為替ヘッジを行わない
運用プロセス
  1. 最適ポートフォリオ構築
  2. モニタリング・パフォーマンス分析
  3. リバランス

目論見書:http://www.invesco.co.jp/attach/311203/f1/mscikokusaiindex_pros(kofu)_HP.pdf

投資対象 / コスト

投資対象

目論見書:https://www.tokiomarineam.co.jp/pdf/web/viewer.html?file=/fund/635037_Plan.pdf#page=1

コスト

インデックス型ですが、販売手数料は3.3%と高め。信託報酬も相対的には高。

  • 信託報酬:0.77%
  • 販売手数料:3.3%

基準価額 / 純資産

基準価額・純資産は下図のとおり。純資産は2020年12月末時点で約90億で、水準は十分

目論見書:https://www.tokiomarineam.co.jp/pdf/web/viewer.html?file=/fund/635037_Plan.pdf#page=1

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

最高値は2012年中旬投資開始で129%。他商品は130%前後で分布しており、相対的には下位。最低値は2007年下旬に投資開始(リーマンショック時に売却)で、61%。他商品を見ると、例えば同じインデックスの三井住友バンガード海外株式は64%程度であり、大きな差はありませんが、相対的に下位

インベスコ MSCIコクサイインデックス
他商品①
他商品

3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

最高値は2012年中旬に投資開始で156%。他商品は150-170%程度で分布しており、中位程度。最上位はアクティブファンドのDCIグロースで、投資期間3年超では差が拡大しています。他インデックスとの比較では、若干程度劣後。手数料の高さが要因として挙げられます。

インベスコ MSCIコクサイインデックス
他商品①
他商品②

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

最高値は2010年中旬に投資開始で182%。商品間の差は拡大してきており、170-200%弱で分布。また、全期間を通して見ると、当該商品(灰色線)は茶色線の三井住友バンガード海外株式、緑色の東京海上セレクション外国株式インデックスといったインデックス型ファンドを多くの期間で数%下回っており、手数料の影響が大きいかと思いますが、残念ながら良い結果とは言えません。

インベスコ MSCIコクサイインデックス
他商品①
他商品②
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10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

最高値は2009年上旬に投資開始で198%。投資期間5年までの傾向と同様、DCIグロースからは大きく、三井住友バンガード海外株式からは僅差で劣後。ただし、三菱UFJ海外株式オープンと比較するとほぼ全期間で優位。

インベスコ MSCIコクサイインデックス
他商品①
他商品②

結果サマリー

手数料の高さ等から、同じインデックス型ファンドと比較すると僅差で劣後。また、一部アクティブファンドと比較すると大きく劣後。

今回は「インベスコ MSCIコクサイインデックス」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較結果については比較シミュレーション「日本除く世界分散」をご覧ください。