投資信託比較シミュレーション【国内大型株式 厳選10商品】 / 2020年2月

今回は国内大型株式の比較をしていきます。一旦10商品の分析を行いますが、分析次第随時更新していきます。

(全規模の国内商品比較はこちら、外国株式についてはこちら

インデックス銘柄が多いですが、5年以上の投資期間では明確に違いが現れる面白い(比較し甲斐のある)結果となりました。

比較方法

個別商品の分析と同様、ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を比較していきます。※販売手数料・信託報酬も加味

個別商品だと棒グラフで示していましたが、10商品全て含めると視覚的に見えないため、折れ線グラフで比較していきます

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

分析対象

以下の商品を分析していきます。個別詳細はリンクをご確認ください。

さわかみファンド
インデックスファンド225 
日経225ノーロードオープン
MHAM 株式インデックスファンド225
ニッセイ 日経225インデックスファンド
年金積立Jグロース 『愛称 : つみたてJグロース』
One 国内株オープン
日本株厳選ファンド・円コース
JPXプレミアム
日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)

比較結果

早速比較結果を見ていきます。

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率の推移

6ヶ月だとそこまで違いは現れないですね。

1年収益 :1年投資した場合の収益率の推移

1年だと若干違いがでてきますが、まだ重なりが多いですね。先に進みます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率の推移

3年まで来ると、目立つ商品が出てきますね。顕著なのは、近年のOne国内株オープンの高さでしょう。また、残念ながら日本株厳選ファンド・円コースが常に最下位近くを彷徨っています。(念のため補足しますが、グラフが常に上位にある場合、単純に価格が高く推移したという意味ではありません。いつ1投資を開始したとしても、上位の商品は下位の商品を上回ったということです。)

5年収益 :5年投資した場合の収益率の推移

やっと来ました、投資期間5年まで来ると、順位が明確化されてきます。

収益性の高さの観点で見ると、やはりOne国内株オープンが素晴らしいですね。

元本割れ時の下落率は他ファンドと同等程度ですが、近年はいつ投資を開始した場合でも他商品を上回っています。次点は、年金積立Jグロースでしょうか。こちらもほぼ全期間で上位に位置しています。

10年収益 :10年投資した場合の収益率の推移

インデックス商品ばかりであるにも関わらず明確な違いが出ています。5年未満と同様、近年は One国内株オープンが最高位、時点で年金積立グロースです。下落幅の抑制に目を向けると、ニッセイ日経225ファンドではなく、MHAM株式インデックスファンドの下落幅が小さくなっていますね。近年の成績も中位となっているため、できるだけローリスクを目指す方には一定程度魅力的な商品と言えるかもしれません。(といっても、下落幅もほぼ変わりませんが)

以上、インデックス中心の国内大型株式を見てきました。今回の結果からも、価格推移・商品属性の観点から同じように見える商品でも、しっかりとシミュレーションを行えば、積み立て投資の場合は収益性に明確な違いが出ることがわかります。(1ヶ月5万円でも、10年なら元本600万円なので、上記グラフの100%の違いは600万に相当します。)

引き続き、商品を追加していくと共に、他の資産クラスについても比較していきたいと思います。(全規模の国内商品比較はこちら、外国株式についてはこちら