投資信託比較シミュレーション【国内大型株式 純資産1-10位】 / 2020年5月

今回は国内大型株式投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見ていきます。一旦10商品の分析を行いますが、分析次第随時更新していきます。(全規模の国内商品比較はこちら、外国株式についてはこちら

比較方法

個別商品の分析と同様、ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を比較していきます。※販売手数料・信託報酬も加味

個別商品だと棒グラフで示していましたが、10商品全て含めると視覚的に見えないため、折れ線グラフで比較していきます

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

分析対象

以下の商品を分析していきます。個別詳細はリンクをご確認ください。

さわかみファンド
日経225ノーロードオープン
MHAM 株式インデックスファンド225
ニッセイ 日経225インデックスファンド
フィデリティ・日本成長株・ファンド
三菱UFJ インデックス225オープン
ニッセイ 日本株ファンド 
トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 『愛称 : 厳選投資』
インデックスファンド225

比較結果

早速比較結果を見ていきます。

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率の推移

トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンドのボラティリティの高さが若干目立ちますが、6ヶ月だとそこまで違いは現れないですね。

1年収益 :1年投資した場合の収益率の推移

1年だと同様、まだ重なりが多いですね。先に進みます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率の推移

3年まで来ると、違いが出てきます。名称に恥じず、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)が高さが目立ちますね。

また、 トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンドのボラティリティはやはり高く、最高収益は スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資) と同程度ですが、収益下落時においても最下位となっています。

5年収益 :5年投資した場合の収益率の推移

投資期間5年まで来ると、順位が明確化されてきます。 収益性の高さの観点で見ると、やはり スパークス・新・国際優良日本株ファンドが素晴らしいですね。 近年はいつ投資を開始した場合でも他商品を上回っています。

インデックス系で比較すると、三菱UFJインデックス225オープン、インデックスファンド225、ニッセイ日経225院で屈すファンド、MHAM株式インデックスファンド、日経225ノーロードオープンあたりはほぼ同収益ですね。225銘柄程度であれば、ほぼ完全に連動する投資信託を組成できる(つまり同じ銘柄に投資している)ので、この結果は妥当でしょう。

ただし、フィデリティ・日本成長株ファンド、ニッセイ日本株ファンドは常にその他のインデックス商品を下回っています。

10年収益 :10年投資した場合の収益率の推移

5年以下と同様、スパークス・新・国際優良日本株ファンドが最高位、インデックスファンドでも同様の結果となりました。また、 トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンドのボラティリティは高いですが、下落時はニッセイ日本株ファンドやフィデリティ日本株ファンドと同程度になっています。

以上、インデックス中心の国内大型株式投資信託ののチャート・シミュレーション結果をを見てきました。今回の結果からも、価格推移・商品属性の観点から同じように見える商品でも、しっかりとシミュレーションを行えば、積み立て投資の場合は収益性に明確な違いが出ることがわかります。

引き続き、商品を追加していくと共に、他の資産クラスについても比較していきたいと思います。(全規模の国内商品比較はこちら、外国株式についてはこちら