今回は国内小型株式投資信託のチャート・シミュレーション比較結果を見ていきます。具体的には2020年6月時点で純資産が1-10位の商品を対象とします。11位以降は分析次第随時更新していきます。

期間は6ヶ月投資、1年投資、3年投資、5年投資、10年投資の5パターンで行います。結論としては、5年以降で各商品の特徴が明確に現れる結果となりました。 

比較方法

個別商品の分析と同様、ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を比較していきます。※販売手数料・信託報酬も加味

個別商品だと棒グラフで示していましたが、10商品全て含めると視覚的に見えないため、折れ線グラフで比較していきます

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

分析対象

以下の商品を分析していきます。個別詳細はリンクをご確認ください。(随時更新)

いちよし 中小型成長株ファンド 『愛称 : あすなろ』
MHAM 新興成長株オープン 『愛称 : J-フロンティア』
三井住友・げんきシニアライフ・オープン
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 
結い2101
新成長株ファンド 『愛称 : グローイング・カバーズ』
SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブ(年2回) 『愛称 : jreviveII』 
ジャパン・エクセレント
女性活躍応援ファンド 『愛称 : 椿』
みのりの投信

比較結果

早速比較結果を見ていきます。

6ヶ月収益 :半年投資した場合の収益率の推移

6ヶ月の投資期間では、そこまで大きな違いは見られないため、1年以降を見ていきます。

1年収益 :1年投資した場合の収益率の推移

6ヶ月よりは違いが現れてきますが、順位は前後しており、対した差はないですね。3年以降を見ていきます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率の推移

3年でかなり明確な差が現れてきました。近年は東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの収益率が非常に高いですね。下落時も他商品を上回っています。ただし、2013年頃からの投資では元本近くまで下がっており、新成長株ファンド「グローイング・カバーズ」や「MHAM新興成長株オープン」等を下回っています。みのりの投信等は全期間を通じて収益率が低いですね。

5年収益 :5年投資した場合の収益率の推移

「グローイング・カバーズ」や「MHAM新興成長株オープン」 と比較した三井住友・げんきシニアオープンの下落が目立ちますね。 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン は常に上位となっています。

10年収益 :10年投資した場合の収益率の推移

残念ながら商品数は少ないですが、投資期間の長い3商品を見ると、 三井住友・げんきシニアオープンはほぼ最下位となっており、過去実績からは購入理由はないでしょう。

「グローイング・カバーズ」や「MHAM新興成長株オープン」 は近い推移となっており、リーマンショックを跨ぐ2000年投資開始時期で80%強と若干元本割れはしていますが、最高収益が400%となっており、リスクリターン効率は比較的良いと言えるでしょう。

以上、国内小型株式投資信託純資産1-10位のチャート・シミュレーション結果を見てきました。

引き続き、商品を追加していくと共に、他の資産クラスについても比較していきたいと思います。国内大型株式の比較はこちら