新光ジャパンオープンII 202007

今回は国内大型の投資信託、「 新光 ジャパンオープンII」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較は比較シミュレーション(国内大型株式)をご覧ください。

商品情報

投資戦略

ベンチマークは設けず、徹底した銘柄重視の運用、すなわち値上がりが期待できる銘柄発掘に全力を注ぎます。

主な特徴は以下のとおり、あらゆる観点で「値上がり」を追求します。

  • 日本株式対象
  • 株価の値上がりが期待できる銘柄を発掘
  • 有望銘柄を発掘するために、精度の高い業績予想に努める
  • 投資対象には特段の制約を設けない
  • 50銘柄程度を基本とする

原則、年2回決算時に収益分配を行います。

具体的に、どういう風に「値上がり」銘柄を発掘するかについては、以下のとおりオーソドックスなアプローチとなっています。

  1. 信用度・財務健全性・流動性に基づくスクリーニング(株価水準、時価総額、1人当たり株主資本、企業業績等)
  2. アクティブ運用の観点に立った定量・定性の絞り込み(業績予想、長期的成長性、情報開示姿勢)
  3. 組入銘柄選定

投資対象 / コスト

現時点では、情報通信業25%、電気機器21%、サービス業12%、小売業6%となっています。

信託報酬は年率1.65%、販売手数料は3.3%です。

上位銘柄は以下のとおり

目論見書:http://www.am-one.co.jp/fund/pdf/118236/118236_pr_d.pdf

基準価額 / 純資産

基準価額、純資産は下図。

目論見書:http://www.am-one.co.jp/fund/pdf/118236/118236_pr_d.pdf

分析結果

では本題、成績を見ていきましょう。

図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」ではありません。

ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味

例:3年収益の見方

リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
          ⬇︎
横軸2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)

1年収益 :1年投資した場合の収益率推移

1年投資の最高収益は148%、最低収益70%弱、直近収益110%となっています。

同期間、2006年1月以降の比較シミュレーション(国内大型株)と比較すると、最高収益は上位2商品を除いて同程度、最低収益も同等程度でしょうか。ただし、投資期間1年では商品間の差が小さいため、3年以降を見ていきます。

3年収益 :3年投資した場合の収益率推移

3年投資の最高収益は160%、最低収益50%、直近収益110%。

同じく比較シミュレーション(国内大型株)と比較すると、最高収益の2011年付近は、ほぼ最下位となっています。

また、長期間を見ても最下位、すなわちいつ投資しても3年投資収益は他商品を下回っていることが多く、良い商品とは言えないでしょう。

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移

5年投資では、最高収益は180%、最低収益70%、直近収益125%となっています。

比較シミュレーション(国内大型株)との比較では、3年と同様、ほとんどの期間で最下位となっています。(一部下回っているのはソフトバンク&SBIグループ株式ファンドですが、こちらは最高収益も突出しているため、収益変動が大きい商品になります。)

10年収益 :10年投資した場合の収益率推移

10年投資では、最高収益は210%、最低収益140%、直近収益190%となっています。

単独で見ると良い結果ですが、比較シミュレーション(国内大型株)との比較では、やはりほぼ最下位です。

投資期間は短く、非常に人気の商品でもありますが、定量的には購入理由があるとは言えないでしょう。(勿論、定性面から購入を検討するのを否定しているわけではありません)

 今回は国内大型の投資信託、「 新光 ジャパンオープンII」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較は比較シミュレーション(国内大型株式)をご覧ください。

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