SMT アジア新興国株式インデックス 202007
今回は新興国株式の投資信託、「SMT アジア新興国株式インデックス」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。
他商品との比較は比較シミュレーション(新興国厳選)をご覧ください。
商品情報
投資戦略
アジア地域新興国の株式に投資、MSCIエマージングマーケットアジアインデックス(円ベース)に連動する投資成果を目指します。インデックス型ですね。
主な特徴は以下のとおり。
- アジア地域の新興国株式
- MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果
MSCIエマージングマーケットアジアインデックスは、国地域が9か国、構成銘柄数1119、構成は以下のとおり。
インデックス銘柄なので特筆すべき例はないですが、リバランスを行いつつ、先物・外貨預金等で調整します。

投資対象 / コスト
中国:49.9%、台湾15.9%、韓国15.2%、インド10.3%、タイ3.1%、マレーシア2.4%、インドネシア2.0%、フィリピン1.1%。
信託報酬は年率0.66%、販売手数料は3.3%です。
基準価額 / 純資産
基準価額、純資産は下図。

分析結果
では本題、成績を見ていきましょう。
図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。
ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味
リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)
1年収益 :1年投資した場合の収益率推移
投資期間1年では、最高収益は2012年頃投資開始の120%程度、最低収益は80%、直近収益は110%程度となっています。
他商品との比較では、投資期間1年ではあまり差は見られません。3年以降で詳細を見ていきます。


3年収益 :3年投資した場合の収益率推移
投資期間3年では、最高収益140%、最低収益80%、直近収益110%程度。
他商品との違いでは、そこまで大きな違いにはなっていませんが、最高収益・最低収益を比較していくと、最高収益140%は比較的高く、最低収益80%は他商品と同等程度であることがわかります。

5年収益 :5年投資した場合の収益率推移
投資期間5年では、最高収益140%、最低収益90%、直近収益120%程度。
他商品との比較では、最高収益・最低収益共に他商品と同等程度ですが、全期間を通して上位層には配置していないですね。直近収益も中位程度となっています。


10年収益 :10年投資した場合の収益率推移
投資実績なし
今回は新興国株式の投資信託、「SMT アジア新興国株式インデックス」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。
他商品との比較は比較シミュレーション(新興国厳選)をご覧ください。