価値発掘 スパークスプレミアム日本超小型株式
今回は国内中小型株式の人気投資信託、「価値発掘 スパークスプレミアム日本超小型株式」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。他商品との比較結果についてはサマリーページをご覧ください。
商品情報
投資戦略
ファンドの特徴
- 日本の上場株式のうち、マイクロキャップ銘柄(超小型株式)を中心に投資
- 時価総額下位2%以下に属している銘柄を中心に投資
- スパークスの徹底したボトムアップリサーチ
- 経営者との面談を通じたボトムアップリサーチ
- MSCI Japan Micro Cap指数(配当込み)を参考とするが、追従はしない

目論見書:https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/prosk_prm.pdf
銘柄選定
- 3つの着眼点から企業の実態価値
- 実態かちと市場価値の差(バリューギャップ)を計測
- バリューギャップを埋める要因を考慮し決定

目論見書:https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/prosk_prm.pdf
投資対象 / コスト
投資対象
20%を超える業種はなく、業種は分散されています。

目論見書:https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/prosk_prm.pdf
コスト
- 信託報酬:1.914%
- 販売手数料:3.3%
基準価額 / 純資産

目論見書:https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/prosk_prm.pdf
分析結果
では本題、成績を見ていきましょう。
図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。
ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味
リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)
1年収益 :1年投資した場合の収益率推移
最高値
2017年3月に投資開始で126%。2016年~2017年5月では110%を超えていますが、それ以降は元本割れが多く見られます。他商品と比較すると、2017年3月は115-135%程度で分布しており、中位程度。それ以降の元本割れ確率は他商品と同等程度。
最低値
2018年1月に投資開始で78%。他商品は78-90%程度で分布しており、下位。コロナ期の2019年5月に下落幅も、80%で他商品と同等程度となっています。


3年収益 :3年投資した場合の収益率推移
最高値
2015年10月・11月に投資開始で、140%。他商品は140-170%で分布しており、残念ながら下位となっています。それ以降の元本回収率低下は、他商品も同様の傾向ですが、変わらず下位で推移しています。
最低値
2017年5月に投資開始で78%。他商品は78-100%で分布しており、こちらも下位。


5年収益 :5年投資した場合の収益率推移
投資実績なし

10年収益 :10年投資した場合の収益率推移
投資実績なし

(参考)現在まで投資した場合の収益率推移

結果サマリー
投資期間1年では中位程度ですが、投資期間3年では最高値・最低値共に下位。
今回は国内中小の投資信託、「価値発掘 スパークスプレミアム日本超小型株式」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較は比較シミュレーションをご覧ください。