割安株ジャパンオープン 2007
今回は国内大型の投資信託、「割安株ジャパンオープン」のチャート・シミュレーション結果を見ていきます。同資産の比較代表商品として、比較シミュレーション(国内大型株式)をご覧ください。
商品情報
投資戦略
特徴は以下の3つ。
- 上場株式を対象とする
- 時価総額1000億円超の銘柄を中心
- 企業の適正価値に対して割安と判断する銘柄に投資
- 徹底的な調査活動による長期業績予想に基づき、独自に算出した企業の適正価値に対して割安と判断する銘柄
- TOPIXをベンチマークとして、当該指数を上回る成果を目指す
- JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社に運用指図の権限を委託

投資対象 / コスト
信託報酬は1.7820%、販売手数料は3.3%となっています。
投資対象は以下の通り。化学の割合が高いですね。

基準価額 / 純資産
基準価額、純資産は下図。

分析結果
では本題、成績を見ていきましょう。
図の見方ですが、運用会社のレポートで見られる「現在の価格を基準にした」収益ではありません。
ある月(横軸)からx年間(3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年)投資した場合の元本回収率(縦軸)を表しています。※販売手数料・信託報酬も加味
リーマンショック期(2006年10月-2009年10月)の3年間投資した場合はどうなっているか
⬇︎
3年収益図の2006年10月にあたる値を確認(ex. 70%の場合、その3年間で100万円が70万円程度になることを意味する)
1年収益 :1年投資した場合の収益率推移
投資期間1年での元本回収率。
最高値は130%強、最低は75%、直近は90%程度となっています。
他商品との比較結果を見ていきます。投資期間1年ではあまり差は見られませんが、130%の値はあまり高くなく、直近収益90%も最下位の値に近いことが分かります。
更に、最低値の75%(2015年4月に投資開始)も、残念ながら他商品と比べて低くなっています。


3年収益 :3年投資した場合の収益率推移
投資期間3年の結果を見ていきます。
最高値150%程度、最低値80%程度、直近は90%程度となっています。
他商品と比較すると、最高値150%(2012年7月投資開始)は高い値と言えるでしょうか。
ただし、投資期間1年と同様、最低値・直近値は他商品と比べて低くなっています。


5年収益 :5年投資した場合の収益率推移
投資期間5年でも元本割れは見られます。
最高値は130%、直近は90%。他商品との比較では、残念ながらどちらも低い値と言えるでしょう。


10年収益 :10年投資した場合の収益率推移
投資実績なし

今回は国内大型の投資信託、「割安株ジャパンオープン」のチャート・シミュレーション結果を見てきました。他商品との比較は比較シミュレーション(国内大型株式)をご覧ください。